2022年2月2日、東京ではコロナの新規感染者が2万1576人となっており、病床使用率も51.4%だとマスコミが煽っているので、さすがに街からは人の流れは減っているという報告も出てくるようになっている。
当然、どこの風俗店でも風俗嬢の出勤が減っている。客も減っているので風俗店の中には大幅な割引をするようになった店もちらほら出てきている。言うまでもないが客が恐れているのである。
それもそうだ。オミクロンは非常に感染しやすく、いったん感染したら軽症であるとは言えども2週間も自宅待機となって仕事もできなくなる。
さらに、症状の度合いも人によってまったく違い、食事ができないほど喉が腫れて病院に担ぎ込まれる人もいる。医師の言う軽症でも、個人にとっては死ぬ思いをするほど苦しいものだ。死にはしないが苦痛は味わう。
そうであれば、客も「落ち着くまで行くのはやめよう」という判断になり、風俗嬢たちも「なるべく出勤は減らそう」ということになる。
ところが、そういう中でも絶対に何が何でも出勤している女性もいる。ただ出勤しているのではなく、「鬼出勤」と言われる連続出勤をする女性もいるのだ。顔ぶれを見ると、みんな2年前からの常連だったりする。
彼女たちは、コロナだろうがオミクロン株だろうが関係ない。もはや、開き直っている。この開き直りはどこから来ているのだろうか。
答えを思わすひとつの事件がある。東京都内の税務署に勤務する27歳の女性職員がソープランドなどで働いていた事件だ。彼女は国家公務員法の兼業禁止規定違反で停職9か月の懲戒処分となっている。この処分を受けて彼女は依願退職した。