日本で貧困が増えるというのは、1990年代のバブル崩壊による超就職氷河期の出現、そして企業のROE経営促進による非正規での雇用の増加、さらに低賃金・悪条件での雇用を維持するための隠れ移民政策の推進の3点で決定づけられた。
日本企業はイノベーションで成長を起こし、職場改善を行って従業員に高賃金・好待遇を与える道を選ばず、ただただ従業員を低賃金・悪条件で使い捨てする道を選んだので今後も雇われて生きる日本人の貧困化が加速する。
特にひどくなるのは若い女性だ。なぜなら、企業は彼女たちをまさに「使い捨て人員」としか思っていないからだ。使い捨てにならないのは、高学歴のキャリア女性だけである。
統計学的に人口の半分は知能指数が普通か普通以下であり、現在の知能優先の制度でうまく生きることができない。学歴も人脈も何も持たない女性たちは、表社会よりも裏社会で活路を見出すことも多い。
しかし、過激な理想主義者・フェミニスト団体は夜の世界を「女性搾取だ」と騒いで徹底的批判するので、女性たちはアンダーグラウンドで稼ぐ手段すらも失われていく。
「地獄への道は善意で舗装されている」ということわざ通り、過激な理想主義者がますます女性たちを貧困に追いやっていく。ホームレス寸前のギリギリで生きている女性も多いだろうし、ホームレスになってしまう女性も出てくる。
最近は夢も希望もない「這い上がれない若者」が無差別な死傷事件を引き起こす例が増えているのだが、持たない層が増えると見ての通り社会が荒れていく。
そこに多文化共生で日本に入ってきて奴隷労働させられている外国人が離脱して犯罪集団となる流れが加速するので、ますます日本の社会は荒廃していくことになる。はっきり言おう。これから日本はどうなるのか……。