◆快楽を失ったら、絶対にそれをエスカレートさせては駄目だ

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人間は快楽を追い求める生き物だが、どんな快楽であってもそれが恒常的に手に入るようになると、突如として奇妙なことが起きる。

快楽が減退していくのである。

ありとあらゆる快楽が、満たされることによって希薄化してしまう。飽きてしまうのだ。それが、どんなに好きで、どんなに強烈なものであっても同じだ。

その刺激に耐性ができてしまって、感受性を失ってしまうのである。いくらチョコレートが好きだと言っても、朝から晩まで1年365日与えられたら気が狂ってしまうだろう。

いくら名作と言われる映画に感動したとしても、それを毎回見ていると、もう感動も消失して見るのが苦痛に思うようになるだろう。好きな音楽でもそればかり聞くと感動が消える。

セックスも、愛も、何もかもそうだ。恒常的にそれがそこにあると、不意に欲望も疼きも感動も消え去る。

どうすればいいのだろうか?

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