◆暴力とレイプにまみれて生きた小平義雄と、その時代背景

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1923年。当時のフランスは、街に売春する女性が溢れていた。

第一次世界大戦は勝利に終わったが、あまりの長い戦争は経済的にも人的にも被害は甚大で、不景気が街を包み込み、失業者が通りを占領していたのだった。

さらに、共産主義が台頭していた。共産革命を鼓舞するトロツキーが「フランスには失業者や売春する女がいっぱいいる」と叫んでいたのがこの時代だ。

売春地帯もあった。サン・ドゥニ地区である。サルトルに心酔していたフランスの哲学者ジョルジュ・バタイユは当時このサン・ドゥニ地区の売春地帯に入り浸りだった。

彼の『眼球譚』という処女小説は、最後には牧師を絞め殺して眼球を取り出し、それを舐めるという奇怪でおぞましいものだ。

筆名は「排便する神」となっていた。

貧困と、混乱と、退廃と、投げやりな空気がこの時代には厚くヨーロッパを覆っていたことが分かる。

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