◆脱毛症で髪の毛を失う女性と、抜毛症で髪を抜くのがやめられない女性がいる

◆脱毛症で髪の毛を失う女性と、抜毛症で髪を抜くのがやめられない女性がいる

アヤンナ・プレスリーという女性がいる。彼女はアメリカ・マサチューセッツ州で初めて下院議員となった女性なのだが、コーンロウ(cornrow)系の髪型が特徴の女性で知られていた。

コーンロウというのは、以前にも取り上げたがこのような髪だ。(ブラックアジア:コーンロウ。それは、女性の汲んでも汲んでも尽きない個性のひとつと思える

ところが、この特徴的な髪を持った彼女は、2019年の秋頃からどんどん髪が抜けるようになってしまい、2020年に入ってからも進行が止まらなくなってしまった。何とかして進行を止めようとしたが止まらなかった。

脱毛症だった。

彼女は悩んだ末、周囲に隠してウィッグを付けるようになったのだが、そうしている間にとうとう2020年に入る頃には髪を全部失ってしまった。

脱毛症はホルモンやストレスが原因だと言われるのだが、彼女もまたそうだったのかもしれない。

今後、彼女の髪が再び戻ってくるのか、それとも戻ってこないのかは分からない。ホルモンのバランスを戻す治療法等で、もしかしたら彼女も回復するかもしれない。しかし、回復しないかもしれない。

男も若くして頭髪が薄くなってきたら気になってしまうが、女性ならなおさらそうだ。髪を全部失った挙げ句に、戻らないとなったら悲嘆に暮れて当然だろう。

結局、アヤンナ・プレスリーは2020年1月16日に、自分が脱毛症になったということを克服し、その姿を公開した。彼女のように脱毛症になった女性は大勢いる。彼女のカミングアウトは大きな反響を巻き起こした。

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