◆妻が「かつて」風俗嬢だったことを知った時、あなたはどうするだろう?

◆妻が「かつて」風俗嬢だったことを知った時、あなたはどうするだろう?

結婚して普通に仲良く暮らしていたが、ある時自分の妻が「かつて」風俗嬢だったことを知ったとする。あるいは、妻が「かつて」援助交際をしていたことを他人に聞かされたとする。

当然、あなたは大きなショックを受ける。

妻に問い詰めると「確かにそういう過去はあったが、今は普通に暮らして夜の世界とは関わっていない。結婚してから夜の世界に関わったこともないし浮気したこともない」と言う。

あなたは、その話を聞かされるまでずっと彼女を愛していた。彼女も愛を見せてくれている。しかし、彼女は「かつて」は風俗嬢だったり援助交際をしていた女性だ。

そのような状況になった時、あなたは、自分の知らない過去を持っていた妻を許すだろうか。それとも、過去を許しきれず、あるいは過去を隠していたことを許せず、離婚を考えるだろうか……。

妻が風俗嬢だったことで関係が壊れたとか離婚したとか、そういう話は履いて捨てるほどあって、多くの離婚弁護士の相談事例に並んでいる。弁護士の見解は、一般的には以下のようだ。

「それだけでは離婚の理由とはならない」

私はその見解は常識的であると思う。妻が過去を清算し、以後は表社会の常識に沿って生きていて結婚後も不貞の事実がないのであれば、「過去は許してあげられないのか?」と考えるのは当然だろう。

確かに風俗嬢であった過去や援助交際の過去を言わないで結婚したというのは許せないという気持ちがあるのは分かる。昼間の世界だけに生きている男にとっては、そうした過去は凄まじくショックが大きいものであるというのは理解できる。

とは言えども、それを乗り越えるのも夫婦関係ではないかと弁護士は考える。「過去は過去、今は今」という気持ちの切り替えができれば、夫婦は長く続いていき、離婚による「より大きなダメージ」を避けることができる。

しかし、人間の心はそう単純ではないし、中にはどうしても妻の過去が許せないという男がいてもおかしくない。そうなった時、あなたはどのような決断を下すだろうか……。

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