今年はコロナ禍もあって2月からどこにも行かず、あまり外出もせずに暮らしていたのだが、いろいろ必要もあって、広島〜岡山〜大阪をウロウロしていた。東京では感染者が増えて「県外に出るな」という話もあったが、「遊び」ではなくて「用事」なので致し方がない。
広島も岡山も大阪もそれぞれ景気が悪い。特に大阪は、半年前まで猛烈なインバウンド景気を謳歌していた場所なのだから、景気の悪さが強く印象に残った。
やはり「山が高いと谷も深い」と言うべきか、巨大な商店街を大量に抱える場所は景気の悪さも半端ではないようだ。東京もそうだし、私が行ったことのないすべての都市圏も同じような状況になっているのだと思う。
こんな状況が続いたら日本経済も終わりだな、と予感させるような不吉な兆候だった。
もちろん、日本だけでなく世界中がそのような状況になっているわけだから、いずれこの実体経済の悪さが間違いなく株価にも反映されていくようになるし、いろいろ憂鬱な気分になる。