◆夜の世界にいる女の華は、命は短いかもしれないが強烈な輝きを放つ

◆夜の世界にいる女の華は、命は短いかもしれないが強烈な輝きを放つ

タイ・バンコクの売春カフェ『テルメ』では、意外に何年も店に出入りする女性が多い。

かつて私はここでひとりのウブな女性と知り合ったのだが、期間を置いて何度も会うたびに彼女が変わっていくのを期せずして観察することになった。(ブラックアジア:売春バー・テルメの女性。出会っては別れ、別れては出会う

黒髪で上品だった彼女は次第にテルメの他の女たちに影響されていき、首筋にタトゥーが入り、化粧も厚くなり、やがて髪の毛の色も明るい金髪に変わっていった。朱に交われば赤くなる。彼女は真夜中の世界に交わった。

テルメではもうひとり印象に残った女性がいたのだが、その女性もまた、最初はとても優しく明るい雰囲気だったのに、最後に見たときは凶悪で孤独な空気を醸し出していた。

私は売春する女たちとは刹那的な関係にとどめているので、知っている女性が「夜の女」に変わっていく姿はなかなか見る機会がない。それでも、テルメの知った顔が変わっていくのを見て「やはり朱に染まれば赤くなるのだ」と感じたのだった。

それは私自身にも言える。私もきっと夜の空気を吸って人間が変わっていったはずだ。自分では気づかないところで、私は夜の影響を受けた。

誰もが自分のいる環境に強い影響を受ける。だから、自分がどこにいるのかを自覚するのは、とても重要なことでもある。自分のまわりの環境が自分自身の人生になるからだ。

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