◆ブラックアジアの出版元である「ラピュータ」が力尽きてしまったこと

◆ブラックアジアの出版元である「ラピュータ」が力尽きてしまったこと

このサイト『ブラックアジア』は、東南アジアの売春地帯の話を書くことから始まった。つまり、『売春地帯をさまよい歩いた日々』がブラックアジアの原点であり、始まりである。

私は今でも東南アジアのあの濃厚な空気感やアンダーグラウンドの強烈な女性たちの人間模様や関わりには惹かれ続けているし、恐らく一生そこから離れることはできないのだろうと思っている。

すでに東南アジアに何ヶ月も沈没したり、日本を飛び出して計画もなく辺境をさまようようなことはまったくしていないのだが、それでも私の心はいつも東南アジアのあの奇妙に郷愁を引き立てる世界に帰りたがっていて、私は自分の心の動きを押しとどめることができない。

2013年。私はこの『売春地帯をさまよい歩いた日々』のいくつかを抜粋して出版したのだが、その出版を受けてくれたのが「ラピュータ」という出版社だった。

東南アジアのアンダーグラウンドを扱った書籍は、本来はこの出版社の色には合わない内容のものだったが、関わってくれた編集者がブラックアジアの世界観を好きになってくれて出版を後押ししてくれた。

以後、紆余曲折があったものの、ラピュータは4冊ほど私の本を出版してくれた。しかし、昨今の出版業界の苦境にこの出版社も巻き込まれており、ついに力尽きてしまった。この出版社の人たちが好きだったので残念に思う。

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