◆中には「新型コロナウイルスなんて私には関係ない話」という風俗嬢もいる

◆中には「新型コロナウイルスなんて私には関係ない話」という風俗嬢もいる

新型コロナウイルスの感染が広がっているのだが、アンダーグラウンドに棲息する男たちや、売春や風俗の世界で働いている女性たちに話を聞いてみると、人によってかなり考え方が違うことを興味深く感じる。

1月の半ばから後半にかけて、日本の風俗嬢で新型コロナウイルスを気にする女性などほとんどいなかった。確かに日本でも発症者が出たというニュースはあったのだが、大したことがないというのが女性たちの実感だったように思う。

少なくとも、私が知っている女性たちは新型コロナウイルスのことなど話題にもしなかった。誰も関心がなかったように見える。

風向きが変わってきたのは2月の初旬あたりからだ。中国の武漢が大変になっていることが連日のようにテレビのニュースになり、クルーズ船で新型コロナウイルスの感染者が次々と発覚し、日本のあちこちでも感染者がポツリポツリと発見されていた。

中国人の観光客は相変わらず日本の観光地をうろうろしていたし、中国帰りの日本人もいくらでもいる。「もし新型コロナウイルスの感染者が客として来たら100%逃れられない」と彼女たちは思うようになっていった。

ところが、である。人間の考え方や体感はそれぞれ違っているので、誰しもが「ヤバい」と思うわけではない。ものすごく恐れる女性がいる一方で、まるっきり何とも思っていない女性もいる。もちろん、男もそうだ。危機感のレベルは違う。

まず、私自身はどう考えているのか。

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