◆トリニダード・トバゴの誰も知らないアンダーグラウンド

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トリニダード・トバゴというカリブ海に浮かぶ小さな国がある。この国名を聞いてすぐに場所が思い浮かぶ日本人はほとんどいないに違いない。

いや、「トリニダード・トバゴ」という国があること自体を知らない人の方が多いかも知れない。場所はベネズエラに限りなく近い小さな島だが、れっきとした共和国である。

かつて7つの海を支配していた頃のイギリスの植民地で、1962年に独立し、トリニダード島、トバゴ島という2つの島が1976年に合併してできた。

世界銀行の資料によると、人口は約134万人。興味深いことに、この国の人口の約40%はインド系が占めている。

出稼ぎのインド人がそのまま居ついてしまったからであると言われている。

そのため公用語の英語の他に、ヒンドゥー語も話されており、インド人の議員もいる。ただ、混血はあまり進んでいないようで、アフリカ系とインド系が分離したまま1つの国の中で共存しているようだ。

信じられないかもしれないが、この国は貧しくない。一人当たりGNI(国民総所得)は1万5760ドルであり、タイやロシアよりも上位にある。その理由は言うまでもない。

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