批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く成功率も高い方法とは?

批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く成功率も高い方法とは?

世界は言うまでもなく、多種多様だ。いろんな人がいろんな考え方、生き方、ライフスタイル、文化、習慣を持ち、それぞれ自分のやり方に従って生きている。

当然、日本の中でも様々な考え方の人がいて、同じ日本人と言っても仔細に見るとひとりひとりまったく違う。比較的、画一的で似通っていると言われている日本人でも、個性は千差万別なのである。

地域によっても違う、性別によっても違う、職業によっても違う、資産額によっても違う、そして世代によっても違う。

現代の80代の日本人と20代の日本人は、使っている言葉さえも微妙に違っているし、互いに相手のよく使う言い回しや言葉が理解できないことすらもある。それは別に不思議なことでも何でもない。

1億2000万人の人口がいる国で、みんながみんな同じ考え方をしていると思う方がどうかしている。人は違っていて当然なのである。

「考え方や生き方が違う」というのは、人々がそれぞれ自分流の生き方や考え方を持っているということである。だから、中には自分にはまったく理解できない生き方や考え方をしている人と必ず遭遇するということでもある。

問題はここからだ。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

あなたも間違いなく批判される

互いの違いを認識し合うのは、とても意外な驚きがあったり、楽しかったりすることもある。しかし、それだけではない。中には衝突したり自分を激しく当惑させたり、怒らせたりするものもある。

人々には自分なりの考え方や生き方があって、どうしてもそれを変えることができないコアになる部分があるのだ。たとえば、宗教的なものや主義主張に関する事柄は、往々にしてそれを認めない人と激しい論争や対立を引き起こす。

しかし、そのような大仰なものだけではない。単に相手の性格のちょっとした点、相手の話し方や態度、相手のファッション、相手の趣味が合わないというだけでも、人は面白いほど対立し、反目し合うのだ。

これは何を意味しているのかというと、自分が何をしてもしなくても必ず自分を批判・攻撃してくる人間が一定数いるということなのである。

分かりやすいのは、個性がとんでもなく強い人や、主義主張が明確だったり先鋭だったりする人だ。このような人々は他人よりも目立つ分だけ、批判や攻撃を受けやすい。それを避けることは絶対にできない。

しかし、個性を消して主義主張をしなくても、それで他人からの批判や攻撃を避けられるかと言えばまったくそんなことはない。この世で批判・攻撃を受けない人はどこにもいない。

柔和で優しい人でも、慈愛に満ちた人でも、理性と知性を持った人でも、聖人君子のような生き方をしている人でも、ちょっとした材料で批判されるし攻撃される。

つまり、あなたも間違いなく誰かに批判され、攻撃されるということだ。

もちろん、批判や攻撃を受ける「度合い」はそれぞれ違う。ほとんどすべての人から批判・攻撃を受ける人もいるのだが、中にはそれほど批判や攻撃が目立たない人もいるのは間違いない。

しかし、他人からの批判や攻撃をゼロにすることなどできはしない。世の中はそれほど多種多様であり、千差万別であるということだ。

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助けない、教えない、関わらない

世界は、私たちが想像する以上にたくさんの人間が存在している。そして人々の考え方や生き方は驚くほど幅がある。

だから、自分とはまったく逆の考え方を持っている人が存在しても不思議ではないし、自分の趣味や嗜好に批判的な人がいても何らおかしいことはない。

インターネットが普及し、SNSが定着するに従って、自分をさらけ出す人も増えているが、それと同時に自分に対する批判や攻撃や誹謗中傷に悩む人も爆発的に増えている。

しかし基本的に、私たちは別に批判者や敵対者のことは何ひとつ考える必要はない。その存在を気にする必要もなければ対処を考える必要すらもない。

私たちは、どんなに100%理解してもらおうとして相手を説得しても、必ず取りこぼしが生まれるからだ。反論しようが説得しようが無駄だ。説得されると、逆に憎悪する人間が次から次へと生まれてくる。

だから、常に効率と確率を重視して考える必要がある。

自分の個性や生き方を認めてくれない人や、自分を激しく攻撃・批判してくる人を説得したり、逆批判したり、論争したりするのは時には必要かもしれない。しかし、常に必要であるとは限らない。

なぜなら、それには過大なエネルギーと時間を消費して、しかも相手が理解してくれるよりも、むしろ逆に意固地にさせてより激しく憎しみを募らせる結果になることの方が大きいからである。

つまり、報われないことの方が多いし、自分の貴重な時間も無駄になる。関われば関わるほど泥沼になる。それよりも、敵対者はあっさりと切り捨て「助けない、教えない、関わらない」を徹底し、別の部分に力を入れた方がいい。

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味方を探し、増やし、関係を強化する

批判者や敵対者とは分かりあえなくてもいい。敵対したままでもいい。嫌われてもいい。好かれる努力をしなくてもいい。見捨てていい。自分の貴重な時間を使って説得しなくてもいい。関わらなくてもいい。相手に合わせなくてもいい。相手を理解しなくてもいい。

あっさりと断ち切ればいい。それが最も効率的だ。

どのみち、あまりにも世界観も生き方も違いすぎて「話が通じない」のだから、分かってもらおうと思わなくてもいい。話が通じない上に自分の邪魔になるのであれば、関係を断ち切るのが最も合理的な対処方法である。

努力しなければならないのは、自分を理解してくれる人を探したり、増やしたり、関係を強化する方だ。間違えても批判者や敵対者を説得したり、転向させることではない。

「自分の味方を探し、増やし、関係を強化する」

この方が、批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く、成功率も高く、何よりもやり甲斐もあり、人生を充実する。批判者や敵対者に分かってもらおうとして泥沼に落ちる必要はない。私たちがしなければならないのは「取捨選択」なのである。

素晴らしい人に囲まれるためには、理解者と敵対者をふるいにかけることだ。理解者を増やし、敵対者を遠ざける。これは、とてもシンプルな話である。

しかし、「他人に嫌われたくない」「誰にも好かれたい」という気持ちがある人ほど、あるいは、律儀で、真面目で、責任感が強い人ほど、無意識に「批判者や敵対者に分かってもらえる方向」に努力してしまう。

それは、すぐに止めた方が良い。ここは何があっても間違ってはいけない。私たちがしなければならないのは、「自分の味方を探し、増やし、関係を強化する」ことだ。その方が効率的なのだから、この部分を全力で取り組む必要がある。(written by 鈴木傾城)

この方が、批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く、成功率も高く、何よりもやり甲斐もあり、人生を充実する。批判者や敵対者に分かってもらおうとして泥沼に落ちる必要はない。

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