◆那覇の夜(2)栄町のストリート売春と辻のソープランド嬢のこと

◆那覇の夜(2)栄町のストリート売春と辻のソープランド嬢のこと

沖縄には「栄町」と呼ばれる地区がある。沖縄都市モノレール「ゆいレール」の安里(あさと)駅を降りるとすぐそこに「りうぼう」という奇妙な名前のスーパーがあるのだが、その裏側が飲み屋街、屋台街になっている。

夜の8時過ぎ、ゆいレールに乗って安里に向かい、そこで降りる。那覇の中心街は近代的なビルが結構立ち並んでいるのだが、この安里駅近辺はまるで昭和の時代から取り残されたような光景が広がっている。

ゆっくりと栄町通りを歩いていると、ガレージの角のところに奇妙な女性がひとりポツリと立っていた。太った身体を赤い派手なキツめの服でごまかそうとしているのだが失敗している。かかとの高い靴に、髪の毛は毒々しいまでの金髪の女性だ。

じっと立ったまま身動きしないので、私はすぐに彼女が何者なのか悟った。ストリート売春をする女だ。近づいて見ると、どう厚化粧していても60代であるのは隠しきれていなかった。

彼女はゆっくりと目を合わせて来たが、私を見るとすぐに興味なさそうに目をそらした。彼女は一瞬で私が客にならないことを悟ったのだった。以前、池袋でストリート売春をする還暦女性に聞いた「自分の客になる男」の見分け方を思い出した。

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