◆歌舞伎町にいた沖縄の女性(2)「寒い」と言いながら東京で必死で働く

◆歌舞伎町にいた沖縄の女性(2)「寒い」と言いながら東京で必死で働く

彼女は部屋に入って「寒いですねぇ」とゆったりした声で言って、私の顔をまじまじと見つめると「芸能人に似た人を見たことある」と言い出した。「思い出せないけど、似てる人知ってる」と彼女は笑う。

私が芸能人の誰かに似ているというのはない。今まで言われたこともない。だから、彼女の言っているのは、人間関係の距離を詰めるための一種の彼女なりの会話術だったのではないかと私は思った。

アクセントは、よく聞けば少し標準語ではなさそうなイントネーションもあるようにも感じるが、個人的な話し癖程度のものであり、普通に話している分には彼女の言葉から地方のアクセントは取れない。完全に東京に馴染んでいる女性だ。

もしかしたら、彼女は沖縄出身ではなくて東京近辺の女性で、私は業者に騙されたのではないかとも考えた。よくよく見れば、南国沖縄出身の女性にしては肌の色も白いような気もする。

もっとも、台湾の女性もベトナムの女性も肌の白い女性も大量にいるわけで、肌が白いから沖縄出身ではないとは言い切れない。しかし、標準語の発音も含めて、私は彼女が沖縄出身だという確証が持てなかった。

それが第一印象だった。

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