◆四国に潜む流れ者の女(2)彼女は東京で何をやってしまったのか?

◆四国に潜む流れ者の女(2)彼女は東京で何をやってしまったのか?

四国・松山は夏目漱石の小説『坊っちゃん』で有名な道後(どうご)温泉を抱えているのだが、この道後温泉は道後温泉本館で入れるようになっていて、この建物が重要文化財になっている。

しかし、最近の若い人たちは小説『坊っちゃん』よりも、2001年に公開されたアニメーション映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったのが道後温泉本館だったというので関心を持つのだという。

松山に行く前に「道後温泉というのは、そういうところなのだ」と人から聞いたので、私は「もしかしたら、ここに出稼ぎにくる風俗の女たちはこうしたアニメーション映画に多少は影響を受けて来ているのかもしれない」みたいなことも思った。

しかし、いざ実際に流れ者の女に会ってみると、そんな表社会の浮ついた世界など完全に吹き飛ばすヘヴィーな現実が横たわっていた。温泉街の風俗で働いていながら、まったくそんなものに関心がない女。人に人生を言えない女。毒々しいまでの印象を残す強烈な女が、私の目の前に現れた。

 

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