◆日本で国際結婚は増えているのか? 最新の日本人の国際結婚から考察する

◆日本で国際結婚は増えているのか? 最新の日本人の国際結婚から考察する

まわりを見回すと、ハーフと思われる顔付きや肌の子供たちが増えているように見える。東京ではその傾向が顕著だ。

私はテレビなど見ないので事情はよく知らないが、テレビでもハーフのタレントがことさら重用されていて、気がついたらハーフだらけになっているという現状もあるようだ。そう言えば、政治家の小泉進次郎と結婚した女性もハーフの女性だった。

こうしたのを見ると、日本では多文化共生が着々と進んでいるように見える。しかし、それは現実を表しているのだろうか?

日本政府は勝手に隠れ移民政策を行って「多文化共生」とか言っているのだが、多文化共生であったら国際結婚は増えているはずだ。日本の国際結婚の実態はどうなっているのか、少し考察してみよう。

国際結婚に関しては、政府統計窓口の「e-stat」が統計データを出していて最新のものは2019年までのものだが、これを見ると国際結婚はずっと減少傾向にあって、ここ数年はずっと横ばいに近い。

日本人の国際結婚は諸外国と比べるともともと数が少なくて、最も国際結婚が多かった2006年でも、全婚姻件数に占める国際結婚の割合は6.1%程度であった。

2006年の全婚姻件数は73万971人で、国際結婚は4万4701人である。2019年になると全婚姻件数は59万9007人で、国際結婚は2万1919件と半減してしまっているのが分かる。

日本人同士の結婚も減っているのだが、中でも国際結婚は激減したということだ。外国人は大量に増えているのだが、外国人と日本人は混じって共生しているわけではなく、大半は「分離したまま」であることが分かる。

多文化「共生」など起きておらず、実際には多文化「分離」なのである。ということは、今後も分離したまま外国人が隠れ移民政策で増えていき、日本は分離した別々の世界が広がっていくという未来が見える。

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