◆死にたくなって宇都宮。東京を離れた20歳の風俗嬢は生き残れるか(2)

◆死にたくなって宇都宮。東京を離れた20歳の風俗嬢は生き残れるか(2)

野良犬の女たち
宇都宮で会ったこの20歳の女性は、厚い化粧にブロンドの髪にブランド物のバッグや小物を持っていたのだが、よく見ると表情はまだあどけないところが残っていて、「女性」というよりも「娘」と言った方が似合う年頃だった。

しかし、彼女はすでに「身体を売るビジネス」に関しては3年以上も経験がある。もう彼女は素人ではない。たった3年間で彼女はもう何百人もの男を知り、そして精神的にも消耗し、睡眠薬だとか精神安定剤にも頼らなければならないほど疲れ果てていた。

「宇都宮は稼げるの?」
「うーん……。まぁまぁ? 保証とかもあるから」
「坊主とかはないんだ?」
「坊主?」
「客がつかないというのはないんだ?」
「たまーに、あるかな」

彼女は答えた。出稼ぎにきて客がつかなくても保証があるから最低賃金はもらえるので食いっぱぐれがない。そうであれば、待機しているだけだから楽なのかと私は思ったのだが、それを尋ねると彼女は首を振った。

「全然、楽じゃないです。待機しててお客さんが付いてる子もいるのに、私は東京から来てお客さん全然付かなくて、10時間もずっと待機してて、私って何してんだろうって……。宇都宮はアウェイ。帰りたーい、でも、ここにいなくちゃ。つらいです」

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